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HPV検査とは|細胞の変化ではなく「原因ウイルスの有無」を見る検査

この記事でわかること

  • HPV検査が何を調べる検査で、細胞診とどう違うのかがわかります
  • HPV検査を受けられる3つの場所と、調べていることの共通点がわかります
  • 陰性・陽性それぞれの結果を、次の一歩にどうつなげるか判断できます

子宮頸がん対策の「もうひとつの柱」を、ゼロから理解する。

子宮頸がんの話題で「細胞診」と並んで登場するHPV検査。何を調べる検査で、どこで受けられて、何がわかるのか——入口として全体像を整理します。

HPV検査は「原因ウイルスの有無」を調べる検査です

HPV検査は、子宮頸部や腟から採った検体の中に、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVの遺伝子があるかどうかを調べる検査です。従来の子宮頸がん検診(細胞診)が「細胞に変化が起きていないか」という結果を見るのに対し、HPV検査は「原因がそこにいるか」という一歩手前を見る——この違いが本質です。細胞が変化する前の段階でリスクを把握できるため、世界的には子宮頸がん対策の中心的な検査になりつつあります。

受けられる場所は、大きく3つ

日本でHPV検査を受ける方法は主に3つあります。①婦人科などの医療機関(細胞診の結果次第で行われる場合や、自費で受ける場合)、②一部の自治体の検診(導入状況は自治体により異なります)、③自宅で採取して郵送する検査サービス。それぞれ費用も手軽さも異なりますが、調べていること——高リスク型HPVの有無——の考え方は共通です。忙しくて医療機関に行く時間が取れない方にとって、郵送検査は「まず知る」ためのいちばん低いハードルになります。

わかるのは感染の有無。がんの診断はできません

HPV検査でわかるのは、検体を採った時点での高リスク型HPV感染の有無です。がんや前がん病変が「あるかどうか」の診断はできません(それは細胞診や精密検査の役割です)。だからHPV検査の正しい使い方は、陰性なら「現時点でのリスクは低い」と知って定期確認を続けること、陽性なら「婦人科で詳しく見てもらうタイミング」と受け止めて受診すること。検査は答えを出す道具ではなく、正しい次の一歩を教えてくれる道具です。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • HPV検査は子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVの有無を調べる検査です
  • 細胞診は「細胞の変化」、HPV検査は「原因ウイルスの有無」を見る、役割の異なる検査です
  • 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。個別の症状や検査結果については医療機関にご相談ください。

参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」

更新日: 2026年9月20日

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