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子宮頸がんステージ3|「打つ手がない」段階ではありません

この記事でわかること

  • 子宮頸がんステージ3がどこまで広がった状態を指すのかがわかります
  • 治療の中心である同時化学放射線療法と、5年相対生存率の目安がわかります
  • 治療やお金、仕事の悩みを無料で相談できる窓口が整理できます

厳しい段階であることは事実。それでも「打つ手がない」段階ではありません。

子宮頸がんのステージ3(III期)について、一般的な情報を整理します。この記事は平均的な情報の提供が目的です。すでに診断を受けている方・ご家族の方は、主治医の説明を必ず最優先にしてください。

ステージ3は「骨盤の壁や腟の下部まで広がった」段階

ステージ3は、がんが腟の下3分の1に達している、骨盤の壁まで広がっている、尿の通り道が圧迫されて腎臓に影響が出ている、あるいは骨盤内や大動脈のまわりのリンパ節に転移がある——こうした状態を指します(IIIA期・IIIB期・IIIC期に細分されます)。不正出血や痛みなどの症状を伴うことが多く、症状をきっかけとした受診で見つかるケースが中心になります。

治療の中心は、放射線と抗がん剤の組み合わせ

ステージ3では手術よりも、放射線治療と抗がん剤を同時に行う治療(同時化学放射線療法)が標準的な治療の中心とされています。体の外から照射する外部照射と、体の内側から照射する腔内照射を組み合わせるのが一般的です。近年は薬物療法の選択肢も広がってきています。治療は数週間にわたる根気のいるものになりますが、根治を目指せる治療として確立されています。5年相対生存率は6割前後と報告されています——決して楽観できる数字ではありませんが、「半分以上の方が5年後も生きている」段階だと読むこともできます。

患者さんにも、ご家族にも、支えはあります

この段階の治療は、体力的にも精神的にも負担が大きいものです。全国のがん診療連携拠点病院には「がん相談支援センター」があり、治療のこと、お金のこと、仕事のこと、家族のことを、その病院の患者でなくても無料で相談できます。一人で抱えず、使える支えを全部使ってください。そして読者の中の、まだ症状のない方へ——この段階より手前で見つける手段は検診と検査だけです。それが、このページを読んだあなたにできる最も確実な行動です。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • ステージ3では同時化学放射線療法が標準的な治療の中心とされています
  • III期の5年相対生存率は6割前後と報告されています
  • がん相談支援センターでは、どなたでも無料で相談できます

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。病期分類・治療方針は個々の状態により異なります。すでに診断を受けている方は主治医にご相談ください。

参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 全国がんセンター協議会 生存率共同調査

更新日: 2026年9月20日

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