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キャッチアップ接種とは|打ちそびれた世代への公費接種

この記事でわかること

  • キャッチアップ接種が、接種機会を逃した世代への公費接種の制度だとわかります
  • 対象・期限が変わる制度なので、いまの条件の確認先が整理できます
  • 公費の期間が終わっていた場合の選択肢と、検診も合わせて考える理由がわかります

「打ちそびれた」を、制度が拾いに来てくれた話。

HPVワクチンの話題で登場する「キャッチアップ接種」。自分に関係があるのかどうか分かりにくい言葉なので、仕組みから整理します。

キャッチアップ接種=「あの時期」に打てなかった人への公費接種

日本では、副反応をめぐる議論から、HPVワクチンの積極的な接種の呼びかけ(積極的勧奨)が長期間控えられていた時期がありました。その時期に定期接種の対象年齢だった世代は、制度上は打てたのに、案内が届かず機会を逃した形になっています。この世代に、あらためて公費(無料)で接種する機会を設けたのが「キャッチアップ接種」です。つまりこれは、「打ちそびれたのはあなたのせいではないので、もう一度チャンスを」という制度です。

対象・期限は動く制度。必ず「いま」を確認してください

キャッチアップ接種は、対象となる生まれ年度や実施期限が定められた時限的な制度で、期限の延長や条件の変更がこれまでも行われてきました。だからこの記事で「あなたは対象です」と断言することはできません。確認先は2つ——厚生労働省のHPVワクチンのページと、お住まいの自治体の案内です。自治体名+「HPVワクチン キャッチアップ」で検索すれば、現在の対象・期限・手続きが確認できます。もし公費の対象期間が終わっていても、任意接種(自費)という選択肢は残ります。

ワクチンの確認ついでに、検診も思い出して

キャッチアップ接種という制度の存在自体が、ひとつのメッセージです——国は、この世代の接種機会の空白を「取り戻す価値のあるもの」と判断した。それだけワクチンの予防効果が確かだということです。そして接種の有無にかかわらず、この世代(いまの20代を中心とした世代)は検診の受診率も低いことが課題になっています。ワクチンを確認するついでに、検診とHPV検査のことも思い出してください。空白を取り戻すのは、ワクチンだけではありません。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • キャッチアップ接種は、接種機会を逃した世代への公費接種の制度です
  • 対象・期限は変更されることがあるため、厚労省・自治体の最新情報の確認が必要です
  • 公費の期間が終わっていても、任意接種の選択肢は残ります

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、接種の推奨・可否を判断するものではありません。制度の対象・期限は変わることがあるため、厚生労働省・自治体の最新の案内をご確認ください。

参考文献・出典: 厚生労働省 HPVワクチンに関する公開情報 / 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」

更新日: 2026年9月20日

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