この記事でわかること
- おりものの変化の多くは、治療できる感染症などがん以外が原因だとわかります
- 子宮頸がんで見られることのある変化と、「続く」ことの意味がわかります
- 「2週間続いたら」を目安に、婦人科を受診するかどうか判断できます
体からの日報のようなもの。変化が続くときだけ、確認が必要です。
おりものは体調やホルモンの状態で日々変わるもので、変化のすべてが異常ではありません。ただ、いつもと違う状態が続くときは、体が何かを知らせている可能性があります。落ち着いて整理しましょう。
おりものの変化、ほとんどの原因はがん以外です
量が増えた、色が変わった、においが強くなった——こうした変化の原因で多いのは、細菌性腟症やカンジダ腟炎、トリコモナスなどの感染症、ホルモンバランスの変化です。かゆみを伴う白いぽろぽろしたおりものはカンジダ、魚のようなにおいは細菌性腟症など、それぞれ特徴がありますが、いずれも婦人科で診断がつき、治療できるものです。自己判断で市販薬を続けるより、一度診てもらう方が早く確実です。
子宮頸がんでは血の混じったおりものが続くことも
子宮頸がんが進行してくると、水っぽいおりものが増える、茶色い・血の混じったおりものが続く、においを伴う——といった変化が現れることがあります。ポイントは「続く」こと。一時的な変化は生理周期でも起こりますが、血の混じったおりものが周期と関係なく続く場合や、不正出血を伴う場合は、確認の優先度が高いサインです。おりものの見た目だけで原因を自分で特定することはできません。
受診の目安——「2週間続いたら」を一つの区切りに
いつもと違うおりものが2週間以上続く、血が混じる、強いにおいやかゆみ・痛みを伴う——いずれかに当てはまるなら婦人科へ。原因の多くは治療できる感染症で、受診すれば数日で楽になることも珍しくありません。そして、すでに症状がある方に必要なのは郵送のHPV検査キットではなく診察です。検査キットが役に立つのは、症状のないうちに感染の有無を確認しておく場面。症状は受診、備えは検査——この順番を間違えないでください。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- おりものの変化の原因の多くは、治療可能な感染症などがん以外のものです
- 血の混じったおりものが続く場合は、婦人科での確認を
- 初期の子宮頸がんには、ほとんど自覚症状がありません
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。症状がある場合は、本記事の内容にかかわらず医療機関を受診してください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 日本産科婦人科学会 公開情報 / 日本性感染症学会 公開情報
更新日: 2026年9月20日

