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HPVワクチンとは|種類は3つ、接種しても検診と検査は必要

この記事でわかること

  • ワクチンが「打てば終わり」でも「打たなきゃ無意味」でもない理由がわかります
  • 2価・4価・9価の違いと、9価がカバーする型の範囲がわかります
  • 接種したあとも検診とHPV検査を続けるべきかどうか判断できます

「打てば終わり」でも「打たなきゃ意味ない」でもない。正しい位置づけを。

HPVワクチンは、子宮頸がん予防の大切な柱のひとつです。一方で、制度や種類の情報が入り組んでいて分かりにくいのも事実。基本だけをシンプルに整理します。

HPVワクチンは「感染する前に備える」ためのワクチン

HPVワクチンは、がんに関わる高リスク型HPVなどへの感染を防ぐことを目的としたワクチンで、感染する前——つまり性交渉を経験する前の接種が最も効果的とされています。日本では小学6年〜高校1年相当の女子を対象に、公費で受けられる定期接種が行われています。接種の対象・回数・費用助成などの制度は変わることがあるため、最新の情報は厚生労働省やお住まいの自治体の案内で確認してください。

種類は主に3つ。カバーする型の数が違います

ワクチンには、2価(16型・18型)、4価(16・18型に加え、尖圭コンジローマの原因となる6・11型)、9価(シルガード9。6・11・16・18・31・33・45・52・58型)の3種類があり、数字はカバーする型の数を表します。9価は、日本人で検出頻度が高いと報告される52型・58型まで含む、現在最もカバー範囲の広いワクチンです。また、男性が接種できるワクチンも承認されています。どれを選べるかは年齢や制度によって異なるため、医療機関で相談してください。

ワクチンを打っても、検診と検査は必要です

ここがいちばん大切な点です。9価ワクチンでも、すべての高リスク型をカバーしているわけではありません。また、接種前にすでに感染していた型に対しては効果が期待できません。つまりワクチンは「かなり強力な予防の柱」ですが、「検診・検査がいらなくなる魔法」ではないのです。ワクチンで将来の感染に備え、検診とHPV検査で現在の状態を確認する——この両輪がそろって、子宮頸がん対策は完成します。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • HPVワクチンは感染前(性交渉経験前)の接種が最も効果的とされています
  • 9価ワクチンは6・11・16・18・31・33・45・52・58型をカバーします
  • 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、接種の推奨・可否を判断するものではありません。接種の対象・費用・制度は変わることがあるため、厚生労働省・自治体・医療機関の最新の案内をご確認ください。

参考文献・出典: 厚生労働省 HPVワクチンに関する公開情報 / 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」

更新日: 2026年9月20日

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