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下腹部痛と子宮頸がん|痛みは「進んでから」の症状です

この記事でわかること

  • いまの下腹部痛が子宮頸がんである可能性は高くない、という理由がわかります
  • 子宮頸がんでは、痛みは進行してから現れる症状だという事実がわかります
  • 受診したほうがよい痛みの目安と、がんの不安への向き合い方が整理できます

痛みの多くは別の原因。そして「痛みがないこと」も安心の根拠にはなりません。

下腹部の痛みが続くと、「もしかして子宮の病気では」と不安になるもの。下腹部痛と子宮頸がんの関係を、正確なところから整理します。

下腹部痛の原因は、婦人科系だけでも数えきれないほど

下腹部痛の原因は非常に幅広く、生理痛や排卵痛、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣の腫れ、クラミジアなどの感染症(骨盤内炎症)といった婦人科系のほか、便秘や過敏性腸症候群などの消化器系、膀胱炎などの泌尿器系も珍しくありません。つまり下腹部痛だけから原因を絞ることは、医師でも診察なしにはできません。自己判断で「たぶん○○」と決めるのがいちばん危険です。

子宮頸がんでは、痛みは「進んでから」の症状です

ここが大切なポイントです。子宮頸がんの初期には、痛みはほとんどありません。下腹部や腰の痛みが子宮頸がんの症状として現れるのは、多くの場合、病気がある程度進行してからです。この事実は2つのことを意味します。ひとつ、いまの下腹部痛が子宮頸がんである可能性は高くないこと。ふたつ、「痛くないから大丈夫」は子宮頸がんに関しては何の安心材料にもならないこと。痛みを待って見つける病気ではないのです。

痛みは受診で解決、がんの心配は検診と検査で解決

強い痛み、だんだん悪化する痛み、発熱や不正出血を伴う痛み、2週間以上続く痛み——いずれかに当てはまるなら、婦人科(または内科)を受診してください。痛みの原因の多くは、診断がつけば治療できるものです。一方、子宮頸がんへの不安は、痛みの有無で判断するのではなく、定期的な検診と、検診のあいだのHPV検査で解消するのが正しい道筋です。症状は受診で、症状のない不安は検査で——それぞれ正しい窓口に持ち込めば、どちらもちゃんと答えが出ます。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • 下腹部痛の原因は婦人科系・消化器系・泌尿器系など非常に幅広いものです
  • 子宮頸がんで痛みが現れるのは、多くの場合、進行してからです
  • 初期の子宮頸がんには、ほとんど自覚症状がありません

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。痛み等の症状がある場合は、本記事の内容にかかわらず医療機関を受診してください。

参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 日本産科婦人科学会 公開情報

更新日: 2026年9月20日

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