この記事でわかること
- ステージ1がどんな状態かと、「早く見つかった」という診断の意味がわかります
- 選択肢が最も広い段階とされる理由と、5年相対生存率9割前後の意味がわかります
- 多くが無症状のこの段階で見つけるため、検診と検査を続ける考え方が整理できます
ステージ1は「早く見つかった」という事実の証明でもあります。
子宮頸がんのステージ(病期)は、がんの広がりを表す国際的な分類です。この記事ではステージ1(I期)について、一般的な情報を整理します。すでに診断を受けている方は、必ず主治医の説明を最優先にしてください。
ステージ1は「がんが子宮頸部にとどまっている」段階
ステージ1は、がんが子宮頸部の中にとどまっており、他の場所に広がっていない段階です。がんの大きさや深さによってさらに細かく分類されます(IA期・IB期など)。初期にはほとんど症状がないため、この段階で見つかるのは多くの場合、検診や、何らかのきっかけで受けた検査の結果です——つまりステージ1という診断は、「見つける仕組みが機能した」ことの表れでもあります。
治療の選択肢が最も広い段階です
ステージ1は、治療の選択肢が最も多い段階とされています。ごく早期であれば子宮の一部を円錐状に切除する手術、進み具合に応じて子宮の摘出手術などが検討され、条件によっては将来の妊娠の可能性を残す治療(妊孕性温存)を選べる場合もあります。どの治療になるかは、がんの大きさ・深さ・年齢・妊娠の希望などを踏まえて主治医と決めていくもので、一律の正解はありません。5年相対生存率は9割前後と報告されており、これは早期発見の価値をそのまま示す数字です。
この段階で見つけるために、できること
ステージ1の多くは無症状です。つまり「症状が出てから病院へ」では、この段階を通り過ぎてしまう可能性があります。定期的な子宮頸がん検診と、検診のあいだのHPV検査での確認——症状のないうちから見つける仕組みに自分を置くことが、ステージ1、さらにはがんになる前の前がん病変の段階で見つけるための、唯一の現実的な方法です。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- ステージ1はがんが子宮頸部にとどまっている段階です
- 早期(I期)の5年相対生存率は9割前後と報告されています
- 初期にはほとんど自覚症状がなく、検診による発見が中心です
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。病期分類・治療方針は個々の状態により異なります。すでに診断を受けている方は主治医にご相談ください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 全国がんセンター協議会 生存率共同調査
更新日: 2026年9月20日

