この記事でわかること
- 手術・放射線・薬物という治療の3つの柱と、組み合わせの決まり方がわかります
- 「標準治療」が並の治療ではなく、現時点で最善とされる治療だとわかります
- 費用や仕事など暮らしの悩みを、誰でも無料で相談できる窓口がわかります
どんな選択肢があるのかを、俯瞰で知る。
子宮頸がんの治療について調べ始めた方のために、全体像を整理します。個別の治療方針は必ず主治医の説明を最優先してください。
治療の柱は、手術・放射線・薬物の3つです
子宮頸がんの治療は、手術療法、放射線療法、薬物療法(抗がん剤など)の3つが柱で、ステージ(進行期)や年齢、妊娠の希望などをふまえて組み合わせが決まります。おおまかには、前がん病変やごく早期では子宮を残せる手術(円錐切除術など)、早期では子宮摘出を含む手術が中心、進行した段階では放射線と薬物を組み合わせた治療が中心になる、という流れです。
「標準治療」は、最善の治療という意味です
治療方針は、日本婦人科腫瘍学会などのガイドラインに基づく「標準治療」が基本になります。標準治療とは「並の治療」ではなく、科学的な証拠に基づいて現時点で最善と考えられている治療のこと。主治医の提案は、基本的にこの標準治療に沿っています。納得して治療に臨むために、疑問はどんどん質問してかまいませんし、セカンドオピニオン(別の医師の意見を聞くこと)は患者の正当な権利です。
治療と一緒に、使える支えを知っておく
治療の内容だけでなく、費用(高額療養費制度)、仕事との両立、妊娠の希望(妊よう性温存)など、暮らしに関わる相談ごとも必ず出てきます。全国のがん診療連携拠点病院にある「がん相談支援センター」は、その病院にかかっていなくても誰でも無料で使える相談窓口です。医学的なことは主治医に、暮らしのことは相談支援センターに——2つの窓口を持っておくと、心強さがまったく違います。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 治療は手術・放射線・薬物の3本柱で、ステージ等に応じて組み合わせが決まります
- 標準治療とは、科学的根拠に基づく現時点で最善と考えられる治療のことです
- がん相談支援センターは、誰でも無料で利用できます
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。なお、すでに診断・治療中の方は、本検査ではなく主治医の方針に従ってください。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の説明を最優先してください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん 治療」/ 日本婦人科腫瘍学会 公開情報
更新日: 2026年9月20日
