この記事でわかること
- 検査の痛みが「器具」と「採り方」でどう変わるかがわかります
- やわらかいフロック素材のスワブが痛みを感じにくい理由と精度の根拠がわかります
- 内診への抵抗で検診を先延ばしにしてきた方が、自宅での検査を選ぶか判断できます
「痛そう」で、ためらっているなら。
「検査って痛いんじゃ……」——その不安で、つい先延ばしにしてしまう方は少なくありません。痛みの感じ方には個人差がありますが、実は「どんな器具で、どこを採るか」によって、体験は大きく変わります。落ち着いて見ていきましょう。
痛みは「器具」と「採り方」で変わります
検査の負担は、使う器具と採取する部位によって変わります。主な受け方を比べてみましょう。
医師採取(医療機関): クスコ(腟鏡)と頸部ブラシを使い、医師が子宮頸部を採取します。その場で相談できる安心があります。
Day360(自宅・自己採取): やわらかなフロック(起毛)の先端と、細い軸。腟内で10〜30秒くるくる回すだけで採取できます。
痛みを感じにくい理由は、細くてやわらかいフロック
Day360が使うのは、Self Vaginal FLOQSwabs®という自己採取用のスワブです。先端はやわらかなフロック(起毛素材)で、軸は細くしなやか。腟内で数十秒回転させて採取する方式です。やわらかく、細く、しなやかな器具なので、痛みを感じにくいのが特徴です。専用設計の軸はしなやかさと強度を両立しているため、扱いやすく折れにくい設計です(Copan製品情報)。やわらかなフロック素材は、細胞をしっかり回収できることも報告されています(Viviano 2018)。
自己採取でも、精度は医師採取と同等と報告されています
「自分で採ると、ちゃんと採れているか不安」という方もいるかもしれません。自己採取でも、医師採取との同等性が複数の臨床研究で報告されています(SCoPE study/Saville 2020)。痛みの少なさと、知りたい精度。その両方を、自宅で受けられます。
痛みが不安なら、自宅という選択肢
痛みや内診への抵抗で検診から遠ざかっていた方も、自宅でできる自己採取なら、自分のペースで一歩を踏み出せます。とはいえ感じ方には個人差があるので、痛みが続くときや不安が強いときは、無理せず医療機関に相談してください。
最後に
「痛そう」というイメージだけで、確認の機会を逃すのはもったいないこと。受け方を選べば、ハードルはぐっと下がります。自分に合うやり方で、一歩を踏み出してみてください。
Day360について
Day360は、忙しくてなかなか検診に行けない方が、自宅で気軽に最初の一歩を踏み出せる、郵送のHPV検査サービスです(リアルタイムPCR法による検査)。公的な子宮頸がん検診(対策型検診)の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの安心のためにご利用いただけます。陽性だった場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
参考にした公的情報・出典
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん検診について」
- Viviano M, et al. Int J Womens Health. 2018;10:229-236.(フロックスワブの細胞回収・検出性能)
- Saville M, et al. SCoPE study. J Clin Virol. 2020;127:104375.(自己採取と医師採取の同等性)

