この記事でわかること
- 子宮頸がん検診で実際に何をするのか、痛みの感じ方の個人差がわかります
- 検診の負担を軽くする工夫(力を抜く・不安を伝えるなど)がつかめます
- どうしても検診台に抵抗があるときの、別の入口の考え方が整理できます
「痛そう」で足が止まっているなら、実際に何をするのかを知ることから。
子宮頸がん検診に行けていない理由として、とても多いのが「痛そうだから」。未知の検査は、想像の中でどんどん怖くなるものです。ここでは検診で実際に行われることと、負担を軽くする工夫を紹介します。
検診で行うのは「細胞をやさしく採る」こと
子宮頸がん検診(細胞診)では、腟に器具を入れて子宮の入り口を見えるようにし、専用のブラシやヘラで表面の細胞を軽くこすり取ります。採取自体は短時間で、検査全体でも数分程度で終わることがほとんどです。感じ方には個人差があり、「痛かった」という方もいれば、「痛みというより違和感だった」「思ったより何ともなかった」という声も多くあります。強い痛みが続くような検査ではありません。
緊張をほどくと、負担は軽くなります
体に力が入っていると、器具の挿入時に痛みや違和感を覚えやすくなると言われています。深呼吸してお腹の力を抜く、検査の流れを事前に医師や看護師に説明してもらう、痛みが不安だと最初に伝えておく——これだけでも体感はかなり変わります。過去に痛い経験をした方や、性交渉の経験がなく不安な方は、予約時にその旨を伝えてください。器具のサイズや進め方を配慮してもらえる場合があります。女性医師を指定できる施設を選ぶのも一つの方法です。
それでも一歩が出ないときの「別の入口」
どうしても検診台に上がる勇気が出ない——その気持ちのまま何年も過ぎてしまうのが、いちばん避けたい展開です。その場合の選択肢として、自宅で自分のペースでできるHPV検査があります。細い綿棒状のスワブを自分で使う検査で、人に見られることも、器具を他人に入れられることもありません。検診の代わりにはなりませんが、「まず自分の状態を知る」ことが、検診に向かう気持ちの助走になります。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 子宮頸がん検診は20歳以上・2年に1回の受診がすすめられています(厚生労働省指針)
- 検診(細胞診)の採取は短時間で、検査全体でも数分程度で終わることがほとんどです
- 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。痛みの感じ方には個人差があります。個別の症状については医療機関にご相談ください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」
更新日: 2026年9月19日

