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HPVと尖圭コンジローマ|がんに関わる型とは別のグループです

この記事でわかること

  • 尖圭コンジローマが低リスク型HPVによる良性のいぼだとわかります
  • コンジローマとがんの関係と、高リスク型も確認しておきたい理由がわかります
  • いぼに気づいたときに受診する診療科と、受診を選ぶ理由が整理できます

同じ「HPV」でも、担当している型が違います。

HPVを調べていると必ず出てくる「尖圭コンジローマ」。がんと何が違うのか、同じウイルスなのか——混同しやすいポイントを整理します。

尖圭コンジローマは「低リスク型」HPVによる良性のいぼ

尖圭コンジローマは、性器や肛門のまわりにできる、とがった小さないぼです。原因はHPVですが、担当するのは主に6型・11型といった「低リスク型」。この型はがんとの関連が基本的になく、コンジローマ自体も良性の病変です。つまり同じHPVという名前でも、いぼを作る型と、子宮頸がんに関わる型(16型・18型などの高リスク型)は、役割の違う別のグループなのです。

「コンジローマ=がんになる」ではありません

コンジローマができたからといって、それががんに変わるわけではありません。ただし、低リスク型に感染しているということは性的接触による感染機会があったということであり、高リスク型に同時に感染している可能性は否定できません。だからコンジローマと診断された方・疑いのある方は、治療とあわせて、子宮頸がん検診やHPV検査で高リスク型の状態も確認しておくと安心です。

いぼに気づいたら、検査キットではなく受診を

ここは大切な線引きです。性器やそのまわりのいぼ・できものに気づいた場合に必要なのは、皮膚科・婦人科・泌尿器科での診察です。コンジローマは見た目の診断と治療(塗り薬・切除・凍結など)が確立している病気で、放置すると数が増えることがあります。なお、Day360のHPV検査は高リスク型の感染の有無を調べるもので、コンジローマ(低リスク型)の診断はできません。症状があるときは、ためらわず医療機関へ——これがいちばんの近道です。

数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)

  • 尖圭コンジローマは主にHPV6型・11型(低リスク型)による良性のいぼです
  • 子宮頸がんに関わるのは16型・18型などの高リスク型で、別のグループです
  • 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています

Day360について

Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます(尖圭コンジローマの診断はできません)。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。いぼ・できもの等の症状がある場合は医療機関を受診してください。

参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 日本性感染症学会 公開情報

更新日: 2026年9月20日

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