この記事でわかること
- 30代のHPV陽性が「持続感染かどうか」を確認する段階である理由がわかります
- 持続感染か新しい感染かは1回で区別できず、細胞診を併せる意味を確認できます
- 後回しになりがちな経過確認を、予定として組み込んでしまう工夫が整理できます
持続感染かどうかを、見極める年代。
30代の陽性は、20代とは少し意味合いが変わります。この年代ならではの読み方を整理します。
30代の陽性は「持続感染か」を確認する段階です
30代は、子宮頸がんの罹患が本格的に増え始める年代です。若い頃の感染が続いている(持続感染)可能性と、新しい感染の両方がありえます。どちらかは1回の検査ではわからないため、細胞診と組み合わせて、いまの細胞の状態を確認することが大切になります。
忙しくても、経過確認を予定に組み込んでしまう
仕事や育児で自分のことが後回しになりがちな年代ですが、罹患カーブが上がるこの時期こそ、確認の空白を作らないこと。医療機関で経過確認の間隔を決めてもらい、予定として組み込んでしまうのがおすすめです。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 性交渉の経験がある人の80〜90%が、生涯に一度はHPVに感染するといわれています。感染すること自体は、めずらしいことではありません
- 感染しても、多くの場合(約80〜90%)は2年以内に、免疫の働きで自然に検出されなくなると報告されています
- 一方で、一部は感染が続き、子宮頸がんに進むことがあります。日本では毎年約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっていると報告されています
- 感染が自然に消えるか、続くかは、事前にはわかりません。だからこそ、検査や検診で今の状態を確認しておくことが、早期に気づく手がかりになります
Day360について
Day360は、忙しくてなかなか検診に行けない方が、自宅で気軽に最初の一歩を踏み出せる、郵送のHPV検査サービスです(リアルタイムPCR法による検査)。公的な子宮頸がん検診(対策型検診)の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの安心のためにご利用いただけます。陽性だった場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
参考にした公的情報・出典
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がんとHPV」
- 日本産科婦人科学会「子宮頸がん」

