この記事でわかること
- HPV検査で陽性になる割合の目安(おおむね1割前後)がわかります
- 年代によって陽性率が変わる傾向と、年齢が上がってからの陽性の考え方がわかります
- 陽性でも多くは自然に検出されなくなることと、次の一歩が整理できます
「もし陽性だったら」と不安な方へ。確率の実像を先に知っておきましょう。
検査を申し込む前に多くの方が考えるのが、「自分が陽性になる確率はどのくらいなんだろう」ということ。事前に相場観を持っておくと、結果を落ち着いて受け止められます。
高リスク型の陽性率は、おおむね1割前後という報告が多くあります
国内外の調査では、症状のない一般の女性が高リスク型HPV検査を受けた場合の陽性率は、調査によって幅があるものの、おおむね1割前後と報告されています。10人に1人程度——決してゼロに近い数字ではありません。つまり陽性という結果は「異常事態」ではなく、検査を受ければ一定の割合で必ず出る、想定内の結果だということです。
陽性率は20代〜30代前半で高い傾向です
陽性率は年代で差があり、性活動が活発な20代〜30代前半で高く、年齢とともに下がる傾向が報告されています。若い方が検査を受けて陽性になるのは、それだけありふれたことだという意味です。一方、年齢が上がってからの陽性は、新しい感染ではなく続いている感染(持続感染)の可能性も考えるため、放置しないことがより大切になります。
確率よりも大事な、たったひとつのこと
正直に言えば、平均の確率はあなた自身の状態を教えてくれません。10人に1人という数字を知っていても、自分がその1人かどうかは調べなければわからない——これがこの検査の存在理由です。そして仮に陽性でも、感染の約80〜90%は1〜2年で自然に検出されなくなり、必要なのは婦人科での確認だけ。「知ること」のコストは小さく、「知らないままでいること」のリスクだけが時間とともに育ちます。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 症状のない女性の高リスク型HPV陽性率は、おおむね1割前後と報告されています(国内外の疫学調査より)
- 感染の約80〜90%は1〜2年のうちに自然に検出されなくなります
- 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。個別の症状や検査結果については医療機関にご相談ください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 国内外のHPV型別疫学調査報告
更新日: 2026年9月20日

