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HPV検査の結果の見方|陽性=がん、ではありません

この記事でわかること

  • HPV検査の結果「陰性・陽性・判定不能」がそれぞれ何を意味するかがわかります
  • 型判定がある場合に、16型・18型とその他のハイリスク型をどう読むかがわかります
  • 結果を受け取ったあとの次の一歩と、受診したほうがよい場合が判断できます

HPV検査の結果が届いたとき、報告書のどこを見て、書かれている言葉をどう受け取ればいいのか——結果を前にして戸惑わないための読み方を、この記事で整理します。

※報告書の様式・記載される項目は、検査機関・サービスによって異なります。お手元の結果に同封された説明を最優先にしてください。

結果は大きく3パターンです

HPV検査の結果は、基本的に次の3つのどれかで報告されます。

1. 陰性(ハイリスクHPV検出せず)

検査時点で、子宮頸がんの原因となるハイリスク型HPVが検出されなかったという意味です。当面、子宮頸がんへ進む可能性が非常に低いことを示す、心強い結果とされています。

次にすること: 安心して大丈夫ですが「一生モノの安心」ではありません。数年後の再確認と、自治体検診(細胞診)の継続を(詳しくは「HPV検査が陰性だったら」の記事へ)。

2. 陽性(ハイリスクHPV検出)

ハイリスク型HPVの感染が検出されたという意味です。ここで一番大切なこと:陽性=がん、では全くありません。感染の多くは免疫の働きで自然に排除され、がんに進むのは持続感染したごく一部です。

次にすること: 医療機関(婦人科)を受診し、細胞診などで「細胞に変化が起きていないか」を確認します。結果の用紙(またはスマホの結果画面)を持参・提示すると、話が早く正確に進みます(詳しくは「HPV陽性と言われたら」の記事へ)。

3. 判定不能(再検査)

検体の状態(細胞量の不足、経血の混入など)により判定ができなかったという意味で、体の異常を示すものではありません。

次にすること: 案内に従って再検査を。採取のタイミング(生理を避ける等)と手順を整えれば、多くは次で判定できます(詳しくは「結果が判定不能だったら」の記事へ)。

「型判定」があるなら、16・18型かどうかを見る

検査によっては、陽性の場合にどの型かまで報告されるもの(型判定・ジェノタイプ)があります。

  • 16型・18型が陽性: 子宮頸がんの原因の6〜7割を占め、進行も比較的速いとされる型です。速やかな精密検査が勧められる区分とされています
  • その他のハイリスク型が陽性: 16・18型以外のハイリスク型です。細胞診の結果と合わせて、精密検査へ進むか経過を見るかが判断されます

いずれの場合も、区分に応じた具体的な方針は受診先の医師が説明してくれます。型の意味を予習したい方は「HPVの型とは」の記事をどうぞ。

結果を受け取ったときの3つの心得

  • 1人で結論を出さない: 陽性でも判定不能でも、次の一歩は「医療機関へ」または「再検査」で決まっています。検索で不安を膨らませる前に、決まっている次の一歩を踏んでください
  • 結果は保管する: 受診時に提示するほか、数年後の再検査時に「前回の結果」として比較の役に立ちます。紙なら写真を撮っておくと安心です
  • 症状があるなら結果を待たず受診: 不正出血などの症状がある場合は、検査結果にかかわらず(陰性であっても)婦人科を受診してください。検査は症状の原因を調べるものではありません

まとめ

  • 結果は「陰性/陽性/判定不能」の3パターン。それぞれ次の一歩が決まっています
  • 陽性=がんではありません。医療機関での確認(細胞診など)へ進むためのサインです
  • 型判定がある場合、16・18型は速やかな精密検査が勧められる区分とされています
  • 結果は保管し、受診時に提示を。症状があるときは結果にかかわらず受診してください

参考にした公的情報・出典

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療に代わるものではありません。結果の解釈・その後の方針は、お手元の結果の説明と医療機関の案内を最優先してください。

症状がある方へ

不正出血、月経以外の出血、おりものの変化など、気になる症状がある場合は、検査結果にかかわらず、早めに婦人科を受診してください。

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