この記事でわかること
- HPV58型が16型・18型と同じ高リスク型のグループに属することがわかります
- 日本では58型が検出される高リスク型の上位に入ることもある背景がわかります
- 58型が陽性だったときに、番号の知名度に関係なく取るべき次の一歩がわかります
「聞いたことのない番号」で終わらせないための基礎知識。
HPV58型は、52型と並んで、日本の女性にとって知っておく価値のある高リスク型です。特徴と陽性時の対応をまとめます。
58型は高リスク型のひとつです
HPV58型は、子宮頸がんとの関連が知られている約14種類の高リスク型に含まれる型です。国際的に発がん性が認められており、9価HPVワクチン(シルガード9)のカバー対象にも含まれています。派手に語られることの少ない番号ですが、リスク分類上は16型・18型と同じ「注意すべきグループ」に属しています。
日本では「上位陣」に入ることがある型です
国内外の調査では、日本を含む東アジアの女性で58型・52型の検出頻度が比較的高いことが報告されています。地域によっては、検出される高リスク型の上位に58型が入ることもあります。つまり日本で自分の状態を知ろうとするなら、16型・18型だけでなく、58型・52型を含む幅広い高リスク型を調べられる検査かどうかが、実は大事なチェックポイントになります。
58型が陽性なら、婦人科で細胞診などへ
対応は他の高リスク型と変わりません。感染の多くは免疫の働きで自然に検出されなくなりますが、長く続く持続感染には注意が必要です。陽性だったら婦人科を受診し、医師の案内に沿って細胞診などの検査に進んでください。番号の知名度と、取るべき行動の重要性は関係ありません。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- がんに関わる高リスク型HPVは約14種類あり、58型はそのひとつです
- 日本を含む東アジアでは58型・52型の検出頻度が比較的高いと報告されています
- 日本では年間約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっています
Day360について
Day360は、自宅で採取して郵送するHPV検査サービスです。検査は臨床検査の専門機関で行い、リアルタイムPCR法で高リスク型HPVの感染の有無を調べます。公的な子宮頸がん検診の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの備えとしてご利用いただけます。結果が陽性の場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。個別の症状や検査結果については医療機関にご相談ください。
参考文献・出典: 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん」/ 厚生労働省 HPVワクチンに関する公開情報 / 国内外のHPV型別疫学調査報告
更新日: 2026年9月19日

