この記事でわかること
- 低リスク型HPVとは何か、6型・11型と尖圭コンジローマとの関係がわかります
- 「低リスク」でも、いぼなどの症状があれば治療の対象になる理由がわかります
- 高リスク型を調べる検査と、症状があるときの受診の使い分けが整理できます
「低リスク」の正しい意味。
HPVには高リスク型と低リスク型があります。低リスク型が何を意味するのか、整理します。
がんとの関連が低い型のこと
低リスク型HPV(6型・11型など)は、子宮頸がんとの関連が低いとされる型です。代表的なのは、尖圭コンジローマ(性器のいぼ)の原因になる6型・11型で、がん化することはまれとされています。
「低リスク=何もしなくていい」ではありません
低リスク型でも、いぼなどの症状が出た場合は治療の対象になります。また、低リスク型が陰性でも高リスク型に感染している可能性はあり、その逆もあります。だからこそ、高リスク型を調べる検査と、症状があるときの受診、その両方が大切です。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 性交渉の経験がある人の80〜90%が、生涯に一度はHPVに感染するといわれています。感染すること自体は、めずらしいことではありません
- 感染しても、多くの場合(約80〜90%)は2年以内に、免疫の働きで自然に検出されなくなると報告されています
- 一方で、一部は感染が続き、子宮頸がんに進むことがあります。日本では毎年約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっていると報告されています
- 感染が自然に消えるか、続くかは、事前にはわかりません。だからこそ、検査や検診で今の状態を確認しておくことが、早期に気づく手がかりになります
Day360について
Day360は、忙しくてなかなか検診に行けない方が、自宅で気軽に最初の一歩を踏み出せる、郵送のHPV検査サービスです(リアルタイムPCR法による検査)。調べる対象は高リスク型14種類で、低リスク型やいぼ(尖圭コンジローマ)の診断はできません。公的な子宮頸がん検診(対策型検診)の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの安心のためにご利用いただけます。陽性だった場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
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参考にした公的情報・出典
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がんとHPV」
- 日本性感染症学会 公開情報

