この記事でわかること
- 30代が、検診の価値がもっとも高い年代のひとつとされる理由がわかります
- 30代女性のがんで子宮頸がんが2番目に多いことと、検診の選択肢がわかります
- 妊活や仕事・育児で忙しい時期に、検診をどう続けるかの考え方が整理できます
いちばん忙しくて、いちばん大事な年代。
30代の検診について、押さえるべきポイントを整理します。
30代は、罹患カーブの上り坂にいます
子宮頸がんの罹患は30代から増え、30代〜40代でピークを迎えます。30〜39歳の女性がかかるがんでは、乳がん(約3割)に次いで子宮頸がん(約14%)が2番目に多いと報告されています。つまり30代は、検診の価値がもっとも高い年代のひとつ。細胞診2年に1回の基本を守るだけで、前がん病変の段階で見つけられる可能性が大きく高まります。2024年からは、要件を満たす自治体でHPV検査単独法(30〜60歳・陰性なら5年に1回)も選べるようになりました。
妊娠・出産と重なる年代だからこそ
30代は妊活・妊娠と重なる時期でもあります。妊娠前の検診は、妊娠中の心配をひとつ減らしてくれます。仕事や育児で時間が取れないときは、自宅のHPV検査を検診までのつなぎ・きっかけとして使う方法もあります。
数字で見るHPVと子宮頸がん(国立がん研究センター がん情報サービスより)
- 性交渉の経験がある人の80〜90%が、生涯に一度はHPVに感染するといわれています。感染すること自体は、めずらしいことではありません
- 感染しても、多くの場合(約80〜90%)は2年以内に、免疫の働きで自然に検出されなくなると報告されています
- 一方で、一部は感染が続き、子宮頸がんに進むことがあります。日本では毎年約1万人が子宮頸がんと診断され、約2,700人が亡くなっていると報告されています
- 感染が自然に消えるか、続くかは、事前にはわかりません。だからこそ、検査や検診で今の状態を確認しておくことが、早期に気づく手がかりになります
Day360について
Day360は、忙しくてなかなか検診に行けない方が、自宅で気軽に最初の一歩を踏み出せる、郵送のHPV検査サービスです(リアルタイムPCR法による検査)。公的な子宮頸がん検診(対策型検診)の代わりになるものではなく、検診を受けるきっかけや、検診と検診のあいだの安心のためにご利用いただけます。陽性だった場合や気になる症状があるときは、医療機関の受診をおすすめします。
参考にした公的情報・出典
- 国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん検診について」
- 厚生労働省「対策型検診におけるHPV検査単独法による子宮頸がん検診マニュアル」
- 国立がん研究センター がん情報サービス「小児・AYA世代のがん罹患」

